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インド早わかり情報

III. ❶ インド経済【1】~実質GDP成長率推移

インドの成長率は、目を見張るものがあります(GDP成長率5%~10%)。
インド中央統計機構(CSO)によると、2012 年1-3 月期のGDP成長率は、5.3%となり、欧州ソブリン危機の中でも、比較的堅調に推移しております。今後一人当たりの所得も増え、市場としては非常に魅力を増すものと考えております。

インドの実質GDP成長率(供給側、前年同期比)

出所: CEIC WorldTrend Database

III. ❷ インド経済【2】~人口構成・労働人口

経済および市場が成長する上で不可欠な要因として人口がありますが、このままのペース※でいくと、2030年には、インドが中国を抜いて、世界第一位の人口に達すると想定されています(一方、日本の人口は減少傾向となります)。 つまり、売れるものをインド市場に出せば、大きなリターンがあるという事になります。

人口構成・労働入口

出所US Census Vureau、文部科学省学校基本調査、Ministry of Human Development WebSite (India)
※中国で一人の女性が生涯に生む子供の数が1.7人に対して、インドでは一人の女性が3人生むという計算に基づく予想となります。

III. ❸ インド経済【3】~将来予測

2025年にはインドは、日本を抜いて3大経済大国となると予想されています。インドへの日本企業の進出の加速化が想定されますので、早めのインド市場へのコネクション作りが必要となります。

将来予測

*PPPベースでの実質GDP:購買力評価を加味した実質国内生産
出所: World Resources Institute

中国の伸びが減速する一方で、インドの成長は2050年まで衰える事の無い事が下記のグラフより読み取れる。また、インドと中国でのビジネスを行う上での違いは、インドは民主主義国家であるため、基本的な価値観が日本と近い。更に英語でコミュニケーションが可能である。

各国のGDP成長率の長期予測

出所:ゴールドマンサックス


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