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2014-05-28  日本製鋼所、L&T子会社と鍛鋼品製造の技術供与契約を締結

 日本製鋼所は、L&T Special Steels and Heavy Forgings Pvt.Ltd.(LTSSHF、注)に対して鍛鋼品の製造に関わる技術を供与することに同意し、5月23日に技術供与契約を締結した。技術供与の対象製品は、200トン以下の鋼塊から製造される石油精製、火力発電、製鉄・セメント関連向け鍛鋼品で、契約期間は5年間。同社のプレスリリースが、27日付で報じた。

 インドにおける諸産業向け鍛鋼品の需要は、国内の持続的な経済伸長に伴って拡大が見込まれている。同社は、大型鍛鋼品のトップメーカーとしてインド地域での事業拡大に取り組んでおり、低合金・ステンレス鍛鋼品を製造する能力を備え、最新の鍛鋼品製造技術の導入を希望するLTSSHFと、今回の契約を締結した。同社は契約を機に、急成長するインド鍛鋼品市場での足がかりを強化していく。

(注)L&T Special Steels and Heavy Forgings Pvt.Ltd.(LTSSHF)は、2009年に設立されたインド建設最大手ラーセン&トゥブロ(L&T)の子会社。グジャラート州スーラト地区ハジラ内のL&T工業地区に鍛鋼品製造の工場を設立し、120トンまでの鍛鋼品を製造する能力を有している。




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