インドビジネス、インド進出の為のインド進出.com

ホーム > インド注目ニュース一覧 > [総選挙]野党BJP圧勝、過半数獲得か

2014-05-21  [総選挙]野党BJP圧勝、過半数獲得か

 5月16日、約5週間にわたり投票が実施された国会下院選挙の開票が行われ、野党・インド人民党(BJP)の圧勝が確実な情勢となっている。

 現地時間午後2時57分(日本時間午後6時27分)現在の選挙管理委員会の発表によると、BJPは過半数(272議席)を超える278議席でリードしており、同党の率いる政党連合・国民民主同盟(NDA)は300議席以上を獲得するものと見られている(同時点で、改選議席543議席うち539議席で大勢が判明している)。PTI通信によると、総選挙における獲得議席数でBJPの過去最高は、1999年の182議席であり、今回はその記録を大きく上回ることになりそうだ。

 BJPの首相候補であるナレンドラ・モディ氏(グジャラート州首相)は同日午前に大勢が判明すると、ツイッターで「インドが勝利した! 良き日が来るだろう」とつぶやいた。同氏はその後、グジャラート州の州都ガンディーナガルに住む母のもとを訪れ、祝福を受けた。

 一方、与党国民会議派は42議席を獲得する見通しである。前回2009年の総選挙の206議席を大きく下回って、同党の獲得議席としては過去最低となる。同党幹部のジャイラム・ラメシュ農村開発相は、今回の総選挙で「モディ効果」が働いたことを認めるとともに、「会議派は過去にも困難に直面してきた」として、この敗北から立ち上がってより強く、賢明な政党になるとコメントしている。




ページトップへ戻る